宮ちゃんの戯夢人生マンガ。ゲームマンガ。
マガジンZだかマガジンGREATだか忘れたんだけどその辺で連載してたやつ。
マガジンGREATだったかな?これは2ヶ月に1回、6~8ページくらい連載してたのを、
足掛け10年ほど続けて原稿を貯めてついに出版されたコミックス。
なんせ2000~2009年の連載だから、
最初はPS2発売直前から、最後はPS3、Wii、Xbox360の新ハード群まで抑えて…
視点が強烈に偏っていて、だからこそ面白い。にんしんゲーム天国(次の記事で紹介するヨ)と似たような意味合いなんだけれど、ただそこに意味合いは違っていて、次のポストとあわせて読むといいんじゃないかなと思うんだけど(カウンタ増長狙い!)。しかしこのひとは強烈なまでのゲーマーで、過去を生き抜いてきて、それがうらやましい。
1ページ4段構成でギッチリセリフが埋め込まれていて枠外には注釈まであってほんとにまあなんでまあこんなにミッチリ情報を埋め尽くすんだというくらい読むのが大変なんだけど、思想のアピールの上に面白い描き方が乗っかっていて凄く楽しい。読んでて不愉快にならない。バランスがいいのかな。素敵なマンガ。
あとコミックスの半分くらいはクソゲーとかバカゲーの紹介してる。ごめん半分なんてもんじゃないかも。もっと多いかも。なんだろ。ゲーマーってのは自然とクソゲーやバカゲーに傾倒して行っちゃうものなんだろうか。などとラー油の事をぼんやりと思い出したりしてみたらラー油がなんか凄い事になってた。
レティさんはバカゲーとか好きだけどべつにゲーマーっていうほどゲームが得意なわけじゃないしなあ。ただ好きなだけだし。
静かに時を重ねて緩やかに生み出された本がこれで、それを読んで色々な事を考えられるならこういう本はいつまでも必要なのじゃないかなあと思う。よくある、他人の作ったコンテンツに乗っかって消費しているだけなんて言い方は非常に面白くないので、基本的にレティさんは面白ければ何でもいいやなあというのがまず前提で、つうか大体そうなんだけどね、ものごとの好き嫌いなんてファーストインプレッション以外で決まらないと思うけどね。
なんで面白くないのか、を他人に伝えるために、面倒くさい理由なんてのはあるわけで。
いや、もしかしたらここ前に言った事とダブスタしてるかもしれないんだけどね。まあ同じ事柄でも、面白いこととつまんないことがあるなんてのは当然のことで、
ええい面倒くせえな
どうも脳みそがまわんないなあ。まあこんな感じで。面白いよ。最近は面白い物にばっかり触れてるから、ここらでつまんないのを遊んだ方がいいのかな。
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