某方紅魔郷。同人ゲーム。
最近こういう探索アクションRPGやってなかったよね、って感じで。
丁寧に悪質に陰険さを積み重ねたらこんな広大で嫌がらせ要素高いマップが出来ましたよ、みたいな感じが全編に漂ってる。この手のゲームを遊ぶ時は腸を煮えくりかえらせながらコントローラへし折る感じが丁度良いんだろうね。
あまりの広大さにどこに何があるか(後で行動範囲が広がるアイテムを手に入れた折に戻ってくるべき場所)を覚え切れなかったね。まーちょっと賢い人はプレイしてて気になる場所があったら普通メモなりなんなり取るので、レティさんがお間抜けだっていうだけなんだけど。
時々左下に出てくるマジどうでもいい会話とか、ところどころ投げやり気味にインフレしまくってる勢いとか、キャラ選択画面とか全体的にレベル高く仕上がってて大変感心する。「もうちょっと進んでからアイテム拾って帰りたい」みたいな事を思った時は、進んでも戻っても死ぬような、そんなあんばいの微妙で絶妙なバランス感覚がtoo hot.熱いです
アイテムが手に入った分だけキャラの強さが段階的に増す一方で、要するにドラスレⅣっぽくキャラが使い捨てられて行くので、専用装備の憂き目見まくりっぷりが強いんだよなー。その分最後にレミリアの装備が手に入ったときの「待ってました!」って調整は小気味良いので、一概にどっちが良いって話ではないものの。
若干消化不良な所もあるけど、全体としては満足行く出来だったかなー。ちょっとタイトなバランスがなんだか最近味わってなくて心地よい感じもある。最初はマップの歩き方すらわからずに死ぬようなこの感じ。
まあそれはレティさんがスタート地点のすぐ近くにお店があるって気付かなかったのがいけないんだけど、何だろう、何もあんな微妙に離れた場所にお店を置かなくても…とは思った。
超凄いゲームってわけではないけど、時間つぶし的に区切ってプレイするのに向いてるかもね。結局は複数のキャラで個別の面クリア型ACTなわけだし。
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